このエニタイムフィットネス [非公式]について
このアプリはエニタイムフィットネスの日本と台湾の店舗の情報をまとめました。今後他の国も追加する予定です。
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エニタイムフィットネス(ANYTIME FITNESS)は、アメリカ合衆国を中心に世界中で展開されているトレーニングジム。
2002年、アメリカ合衆国のミネアポリスに1号店をオープン。その後、アメリカだけに止まらずに全世界に展開し、10年後には世界2000店舗を達成。2019年現在、世界7大陸に4000店舗以上を出店している。
日本では株式会社Fast Fitness JapanがANYTIME FITNESSとフランチャイズ契約を締結し、2010年10月に日本第1号店を東京都の調布市にオープンさせている。日本に展開したのは全世界で2,000店舗目前の時期であった。日本への展開は野村不動産系のフィットネス事業会社を退職した元役員や中堅幹部が関わっており、彼らが集まりFast Fitness Japanを設立し、その後エニタイムフィットネスのマスターフランチャイジーを務めることとなる。2020年現在、男女共用のフィットネスジムとしては国内店舗数第1位である。
エニタイムフィットネスのジムのコンセプトは、当時の日本のフィットネス業界の常識では考えられないもので、アメリカなどでは成功しても日本での成功は難しいとの予想が多かった。そのような状況の中で開業した日本第1号店は、チラシと店舗発信のみの地道な活動のみで開業1年目にして目標を大きく上回る800名超の会員を集めることに成功した。2019年現在も日本国内の会員の約8〜9割が20代〜40代の世代とされているが、大手総合型フィットネスクラブがこれまで定着させることができなかった層を獲得できたのが大きな要因としている。
エニタイムフィットネスの最大の特徴は24時間年中無休の営業であり、会員であれば365日24時間いつでも好きな時間や空き時間にトレーニングを行うことができることである。日本においては近年人手不足によってコンビニエンスストアが営業時間を短縮するなどといった24時間営業問題が発生しているが、エニタイムフィットネスはコストを省きながら24時間年中無休を継続する方針である。
エニタイムフィットネスはマシン特化型を謳っており、プールやスタジオ、スパなどの設備はない。これは体のコンディションを最も効果的に管理調整するにはマシンジムでのトレーニングが最も安全で効果的という考えからである。マシンの台数や種類などは店舗により異なる。個室の更衣室やシャワーは設備されている。シャワーやトイレはアメリカでは男女兼用であるが、日本では男女別々に設計されている。土足でそのままトレーニングが可能な店舗が多い。
料金システムは月会費制となっている。会費は立地する店舗ごとにより異なる。全店舗はオートロック方式で、会員にはエニタイムフィットネス専用のセキュリティキーが発行され、このキーを入り口で通し入場できるというシステムである。そのため、会員以外は建物に出入りすることが不可能である。このキーがあれば日本はもちろん、世界各国のエニタイムフィットネスを利用することが可能であり、転勤先や出張先、旅行先でも店舗があればトレーニングが可能である。各店舗内にはトレーナーやスタッフもいるが、24時間常駐している訳ではない。日中の時間帯でシフト制が組まれ、夜間や早朝は基本的に無人である。これにより人件費を抑えることができ、先述のマシン特化型のシステム然り会費を抑えることに成功している。店舗内には20台以上の防犯カメラが設置されており、死角をつくらない為にロッカーには扉と鍵は付けられていない。また、鍵を付けないのはスタッフ不在中の夜中に鍵を紛失したなどのトラブルを防止することも含まれている。緊急呼出ボタンを設置しており、トラブル時には警備会社が現場へ急行する。