九大への路　伊都突入　【九大学研都市駅⇒九州大学】通学路をカーレースで爆走

入学も束の間であった。

太郎は努力の末、国立九州大学の切符を手に入れた未だ青髯間もない若僧である。

式を終えた太郎は、どの部活に入ろうか、果たして同好会はどうか、友人とうんうんと唸り愉しむ。

時の経つのは早い。一ヶ月が経とうとしていた頃、太郎にとって通学はこなれたものだった。授業にも慣れ、良い調子である。

更に半年が過ぎた。つらい、つらすぎる。太郎は後悔した。僕は通学するために入学したんじゃあない。勉学のための通学ではなく、通学のための通学になっているじゃあないか。これではメロスの二の舞だ。そう思った。

一度休めば腐るのは早い。慣性の法則は通学にも現れるのだろうか、彼は段階に来なくなっていった。

それからというもの、彼を見た者はいない。

徒歩50分かかる、九大学研都市駅～九大までを通学しよう。

紅のスポーツカーの最高速度は、法定速度となっているから驚き。

果たして君は、一限に間に合うことが出来るか。

補足

・容量削減、スペックのために「建物や景観」にこだわれませんでした。よって、田舎感を愉しむか、貴方のイマジネーションで風景を作り上げましょう・

・「バグ修正、不具合修正などの問題点より、新しいアプリを開発しましょう」思想でもいんじゃない？

・自称九大の変人ども、作者にDM送って良いからな、他の大学生も良いからな。